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不正対策のまず第1歩は、その不正手口を正しく理解することです。ここでは当社のコンセプト理念と、基本的なその手口の解説、そして忘れてはならない、そもそものパチンコ台の仕組みを簡単にご説明します。



■不正対策体制についての実態



 一般にいうリスクマネージメントを考える際、危険管理(リスクマネージメント=RM)と危機管理(クライシスマネージメント=CM)に整理し、構築する必要があります。不正対策における危険管理と危機管理は収入減少のリスクと人的損失のリスクを挙げる事ができます。
 収入減少のリスクとは、一般犯罪におけるリスク(窃盗・強盗など)と遊戯機及び、その周辺機器の違法操作によるリスクに大別できます。人的リスクとは、前述のリスクによって生ずる怪我等によるリスクといえます。
 そういったリスクを事前に想定し、予防的対策を考え、備えることがリスクマネージメントであり、従ってまず如何にして事故や事件を未然に防ぐか、そのために何をすべきかを考え、更に万一不幸にしてそれらの事態が発生した時、できるだけ少ない費用で、最も効果的に処理するにはどうするかを事前に考えることであり、次善の策としている経営管理上の一分野として位置付けるべきであります。
 RMは予防医学的な面が強く、将来発生しうるリスクを事前に想定し、充分備えておくプロセスです。これだけ不正が横行している昨今において尚、今ひとつRMに関心が薄い業界感覚に終止符を打たなければ、明日がないことを真剣に受け止めて頂きたいと思います。
 危機管理とは、不足の事態が生じたとき、どう判断し処理するかという側面からの対策を講じる事を指します。危機(クライシス)とは、そもそも決定的瞬間或いは転換期を意味し、例えば危篤状態の患者はその状態事態が危機であり、そのまま死亡するか回復に向かうかのターニングポイントでもあります。ホールにおいては、不正が横行し、店舗の割数設定が適切にお客様に反映せず、不正集団が利益を得、一般のお客様に還元されない状況から客離れを起こし始めている状態が危機といえましょう。
 これをいち早く発見し、素早く適切な方法で対処できるか否かで、客付きを戻せるのか或いはそのまま倒産の危機に直面するのかの分岐点となります。即ちまず、早期に危機の兆候を発見し、それらを未然に防ぐ方法を探し、更に危機から来る損失を最小限に抑え、回復のために何をどうするべきかについて、ベストな方法を用意するプロセスです。CMにおいて最も重要なことは、前兆にいち早く気付くことであり、早期発見が被害を最小限に抑え、回復を容易にさせる方法に他なりません。出来事が起こる前には、必ず兆しが現れます。それを勘ではなく、体系だった手法を用いて対処することが大切であると考えます。



■パチンコ台の仕組み


大当たり抽選用カウンターの仕組は、大当たり(大当たり抽選用カウンター)の確率と密接な関係にある。ここでは大当たり確率を1/200に設定して説明する。パチンコ台の大当たり抽選は、専用のカウンター(プログラム上の乱数)に於いて行われるが、その仕組みは遊技台に電源が供給されると、メイン基盤上のCPU(マイコン)がROMよりプログラムを読み込み、図1の様な抽選カウンターを生成する。

 このカウンターは通常、確率の数だけ乱数値を発生させると考えてよい。確率200分の1であれば(0〜199)の200コマで当たり番地が1ヶ所、又は(0〜399)の400コマで当たり番地が2ヶ所という具合である。この時に生成される総乱数値は確率の1倍〜5倍程度まであり、メーカー及び機種毎により異なる。総乱数値が200コマの場合、生成されたカウンターは0番地より正確にプラス1ずつ加算され、199番地で0番地に戻る。

 この運動が遊技台に電源が供給され続ける限り永続的に繰り返されている。このカウンターの加算(リセット)はストローブパルス(リセット信号)により制御され、1パルス毎にプラス1だけ加算される訳であり、この原理を理解する事は不正ロム、ぶら下がり等の動作原理を理解する上で大変重要である。



■不正ロム、不正基盤とは



不正基盤とは基盤のどこかに不正なプログラムを載せたチップが付加されたものであるLEテック社製CPUの登場以前は、ROM内の正規プログラムを直接編集して、不正プログラムを付加したものであり、正規ROMとプログラムの比較を行うことで比較的簡単に発見が可能であった。LEテック社製のCPUは、セキュリティチェック機能が搭載されており、電源投入直後に実行され、ROM内のデータが少しでも変更されている場合、遊技台は一定の時間(数十秒程度)が経過すると自動的に動作を停止するようになっている。
 しかし二層ロムと呼ばれるチップはこのセキュリティチェック機能の盲点をつきタイマー回路を内造し、電源投入時に正規プログラムを読み込ませ、セキュリティチェックを通過させた後、バンク切り替えにより不正プログラムが乗っ取る形を取っている。つまり二層ロムとは、正規ロムの容量(キロビット)の2倍もしくは4倍の容量を持つ64ロムである。この二層ロムは手作り品と呼ぶレベルではなく、組織化された集団が資金力を利用し、工場生産という形態をとったもので見かけは純正ロムと見分けがつかないほど非常に精巧なものとなっている。さらにはより複雑なプログラムを搭載した四層ロムなども現れ、被害は更に大きくなったが、LEテック社製V2チップの登場とカシメケースの導入により新基準機に関する被害は以前より少なくなった。しかし、二層V2ROMや正規V2ROM内のプログラム変更もしくは追加を直接編集し不正プログラムを付加したもの、更にスロットのサブ制御ROMを搭載した機種で、正規ROMを直接編集した不正ROM等、形を変え蔓延しており、見た目には全く純正品と同様なものが多いので、見分けるのがきわめて困難な状態である。

(参考画像上:南国育ち用不正品)
(参考画像下:大海物語M56用不正品)



■ぶらさがりとは



90年代になって登場した手口でありスタートセンサーとメイン基盤の間に割り込む形で接続され、ぶら下がっている為にこの名がついた。
初期の頃は基盤も大きく発見も比較的容易であったが、その後は非常に小型化されコネクター内部に埋め込んだものや信号線の束に巻き込んだものまで登場している。
 原理的にはスタート信号を一度ぶら下がり基盤に取り込み時間差処理を加えた後メイン基盤に送り返す事により大当たりを誘発させるなどの確率コントロールを行っている。通常ぶら下がりは遊技台に取り付けられた後、遊技台への電源投入により台と完全に同調しているが、この同調源となっているのはメイン基盤と液晶間でやり取りされているパルス信号である。このパルスをカウントする事より大当たり乱数値を取得出来るタイミングでスタート信号をメイン基盤に送信できる。因みにこの制御はほぼ100%同一メーカーのワンチップマイコン(アメリカ製)が使用されている事は興味深いことである。またこの業界に黒く付きまとう遠隔制御も実はこの原理を利用しているものである。ブラックボックス対応機種によりこの方式は基本的に使用出来なくなると考えられていたが、完全なスーパーインテリジェント化された機種以外のプラスランダム方式の機種では依然存在する。

(参考画像下:大海物語M56用不正品)



■不正ハーネスとは




90年代後半に最も盛んに行われていた不正行為がこの不正ハーネスである。基本的にはぶら下がりの進化タイプと考えられ動作原理は同じであるが信号の取り方等若干異なる。
 スタート信号と同調信号を同一のハーネスから取ることにより一本のハーネスのみで全ての処理が行える為脱着の容易さとあいまってカシメ基盤に移行した時点でも盛んに行われていた。先ほど遊技台との同調源として液晶間のパルス信号を取り上げたが、集中端子板とメイン基盤を結ぶメインハーネスを利用する事からもこのパルスは利用出来ず、ランプ出力等別の同調源を利用している。この為ブラックボックスに移行した現在もプラスワン方式が維持される限りこの驚異はなくならないと結論づけられる。

(参考画像:北斗の拳用不正品)



■電波ゴトとは



大半のコンピューターは、二進数の電気的処理、すなわち電圧が有るか無いかの処理を行っている為、信号のやりとりに関係のない電磁波が外部より流れてしまうと、必然的に誤動作を起こしてしまう。その結果、不正にスタートをさせたり、大当たりの乱数を取得したり、設定を強制的に6にできる物もある。使用周波数の違いによりさまざまなタイプが存在する。
代表的な物で、センサーを誤動作させて大当たりの乱数を取得する、電波ゴト(右画像)は、体感機とセットで使うものである。
設定変更電波ゴトは、主に主電源が落ちた場合の初期設定に戻る機能を利用したものである。
その後、シールドガラスや電波探知器の発売により、一時は小康状態となりましたが、豊富な人材と資金力を持つ組織化された集団は、より優れた性能を持つ電磁波を開発し、それ以後、いたちごっことなってしまい、解決の糸口は未だ模索状態となってしまっている。電磁波とは反射したり回り込んだり少しの隙間からでも入り込んでいくものであるその性質を考えれば、抜本的な解決方法は非常に困難ということになる。  
参考画像上:フルーツパッション、それ浜、ホー助くん用電波
参考画像下:大花火、設定変更用電波



■セルゴトとは



「セル」が猛威を振るいだしたのは、第一種遊技機(セブン機)が普及し始めた頃からである。パチプロといわれる人たちの攻略法は、体感器による当たりの位置を狙った単発打ち、いわゆるタイミング打ちである。このタイミング打ちが横行し、それにセル・ピアノ線・リボンなどを併用しスタートチェッカーのチューリップをそのタイミングで開けることにより、パチプロより目立たずに確実に当たりを引くという不正行為を行うのがいわゆる「セル師」と呼ばれる人たちである。店側はタイミング打ちをするパチプロをマークするあまり、より被害の大きい「セル師」を見落としてしまっていたのは、あまりにも過去の皮肉な話である。
最近では、ドリルなどを使って穴を開けたり、筐体の隙間を利用して複数のセルを駆使し、設定変更、高確率状態、釘上げ、アタッカー開け、ホッパー抜き等を行う。セルは「ポリカーボネート」という素材が使用されている。この素材は、弾力性があり、折れにくく、非常に高性能なものである。



■リレー体感器ゴト



体感器にリレーを連動させて、振動を自分で感じて玉を打ち出す、もしくはレバーを叩くものである。過去の攻略プロの花形であったが、現在のパチンコ台ではソフト乱数方式に変更されてからは、ほとんど被害はない。しかし、スロットに関しては、狙い打つ当たりが小さい為、不可能であるとされていたが、最近では、二分の一選択の吉宗(大都技研)俵取得など、効果は、実証済みである。



■磁石(ガリ)ゴト



パチンコの最も初期から存在するとはいえ、低周波やソレノイド同様に現役の不正行為である。方法は極めて簡単で、強力な磁石を使いパチンコ玉を入賞口に誘導するというものである。この時使われる磁石は、スピーカー等に使われているガリリウムフェイライト等の強力な物(手のひらで隠せる大きさでパチンコ玉を100 個程ぶら下げることができる)が使われる。主に一般台(羽根物)、権利物に有効な手口である。



■赤外線とは


フラッシュと総称される発光体(暗視)を使い、スロット内部のセンサーを誤動作させ狙ったポイントで抽選を受ける。もちろんリールが回ると言うことである。体感器に赤外線発信機→赤外線受け(受信機)→フラッシュとなり電波同等の精度で当たりを取る。また、手首から飛ばし受けなしで使われる場合もある。

赤外線の部分の微弱電波を代用して遠距離から飛ばせるものもある。


■ソレノイドとは



2002年に登場し一世風靡し、現在まで被害の多いゴトである。
体感器に肩叩きの先端などに使われる電磁石を連動し電磁石でレバーを叩かせることで当たりを正確にねらい打てる。
方法としては、ソレノイド直当て→足部分にソレノイド、ソレノイドから釣り糸をレバーに引っかけ、腕部分にソレノイド、ソレノイドから釣り糸を指に固定(指輪、絆創膏など)するなど色々とカモフラージュされるゴトです。



■低周波とは



ソレノイド後に登場したのが、体感器に低周波発生装置を組み込み、腕の筋を利用して当たりを狙い打つ現在もっともポピュラーなものである。
現在では、体感器の精度も上がり、相当の機種が深刻な被害に遭っている。



■CPUの不正改造について

 CPUの不正改造とは、正規基盤から一度CPU(LEテック社製V1チップ)を取り、CPU本体の裏側に、非常に小型の不正ロム(実装タイプ)を取り付け、再び基盤に戻したものである。原理的にはCPU の改造ではなく、不正ロムの取り付けをマイコン下部に移しただけのものである。V1チップ登場からしばらくの間は、比較的多くみられたが、目視にて容易に発見が可能であるという欠点や、基盤そのものの加工(CPU を一度取り外し、再度ハンダ付けしなければならない)が必要なため、二層ロムの登場以降その数は減少している。

■CPUの不正改造について 〜その1〜



 従来、二層ロムというものは、一般市場には存在しないものである。これは、ロム自体をゴト師が独自に作った物であり、一般のロムを改造した物ではない。プリントされている文字に注目していただきたい文字の字体・太さ・ロゴが、微妙に異なっている。又、写真では解りづらいが、窓の中の足の本数が異なる。(通常足の本数は、ロム自体の足の本数と同様である。)

■CPUの不正改造について 〜その2〜



 カチ割りロムとは、ゴト師が、二層ロムを独自で開発する以前に、正規のロムを改造し、警察の目を欺く為に、作られたものである。



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